QRコードをつくってみる8
2項ではもっとも簡単なエンコード例をあげましたが、もう少し複雑な例を考えます。
ここではデータ列
abcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdefghijklmnopqrstuvwxyz
をバージョン5の誤り訂正レベルQ(以下5-Q型)でエンコードしてみます。
2.2.1,2.2.2項にならってモード指示子と文字数指示子を決定します。
データ列は英文字の小文字ですので8ビットバイトモードを指定し、文字数
指示子は8bitで文字数52を表現します。よって
0100 00110100
となります。
次に2.2.3項にならいデータ列を2進化します。
8ビットバイトモードの場合はその文字のアスキーコードをそのまま2進化するので
a | b | ........ | z | ||
---|---|---|---|---|---|
0100 | 00110100 | 01100001 | 01100010 | ........ | 01111010 |
次ページ:もう少し複雑な例 - 誤り訂正コード語の作成
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