QRコードをつくってみる6
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誤り訂正レベルとマスクパターン参照子を記述するため15bitの形式情報を作成します。
まず最初の2bitは下表の誤り訂正レベルに対応する数字を当てはめます。
誤り訂正レベル | 2進数 |
L | 01 |
M | 00 |
Q | 11 |
H | 10 |
サンプルは誤り訂正レベルHですので
10
次の3bitに前項で選択したマスク参照子を割り当てます。
10 011
残りの10bitは誤り訂正ビットとして用います。
Bose-Chaudhuri-Hocquenghem(以下BCH)(15,5)符号を使用します。
手順として上記5bitを項の係数とする多項式をx10倍し
G(x)=x10+x8+x5+x4+x2+x+1
でわった剰余を求めます。
今サンプルのビット列が 10011 なので
多項式は x4+x+1 となり
これにx10をかけて x14+x11+x10 となります。
G(x)でわると
剰余R(x)=x8+x7+x6+x
が求まります。
よって求めるビット列は
10011 0111000010
となります。
最後にできたビット列がすべて0にならないように
101010000010010 のビット列とXOR演算します。
結果 001100111010000 となります。
下図の数字のところに対応するビットを割り振ります。
(ビット列の左方が上位ビット[14]です)
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