Cpkの応用範囲は広くいろいろな工程管理で使用されています。
例えばQS-9000の文書内で呼ばれるSPCという文書では下記のように使用され
ています。
工程立ち上げ段階に厳密な計算式(本文書で用いた式)で工程能力
(SPCではこれを特に工程性能指数としPpkと表現しています。)を算出し、
量産管理では、例えばXbar-R管理図から求まるRbarを用いて
近似的かつ簡易的にσを算出しそれによって得られるCpkを管理に用いる方法をうたっています。
※執筆当時はQS-9000は有効でしたが、現在はありません。代わりに国際規格ISO/TS16949があります。
JIS Z 9021(1998)シューハート管理図でもPCI(Process Capability Index =Cp)を
定期的に求める旨の記載があります。
[おわり]