iAG CaptureDevice Control Plugin for MEADE DSI 説明書

このドキュメントはiAG CaptureDevice Control Plugin for MEADE DSI 0.5.0の説明書です。
更新日2011/11/19
Copyright 2010-2011 Y.Swetake (swetake.com)
All Rights Reserved.

目次

 概要
 動作環境
 設定画面説明
 著作権

概要

このプログラムは天体写真撮影用オートガイドソフトウェアiAGのMEADE DSI用キャプチャデバイスプラグインです。
・MEADE DSI Pro/Pro IIで動作報告があります。

注意事項

このプラグインはAutostar Envisage(やMaxImDL)で使用しているDLLを利用する形態をとっています。
そのため、このプラグインの利用者はAutostarEnvisage等の正規ライセンシーであり、かつ私的利用の範囲に限られると
考えられますが、最終的な利用可否は各利用者の判断でお願いします。

動作環境

プログラム動作に必要なもの
・iAG 0.8.0以上
・Autostar Envisage7.0等

設定画面説明

[カメラ設定]ボタンをクリックすると設定画面に遷移します。


基本設定

[ゲイン]
DSIのゲイン値を設定します。

[オフセット]
DSIのオフセット値を設定します。

[ガンマ]
DSIのガンマ値を設定します。

[露出時間]
DSIの露出時間を設定します。

[待機時間]
画像取り込みを完了してから、次の露出を開始するまでの間の待機時間を設定します。
実補正時間を少し上回る時間を指定するのが良いと考えています。

[ハイゲイン]
DSIのハイゲイン設定を行います。

[適用]
[適用]ボタンを押した時点で、これらの設定が反映されます。


露出時間および待機時間に関わるタイムチャートは以下の通りになります。




拡張設定

[露出モード]
DSIの露出モードを選択します。

[垂直タイミング]
DSIの垂直タイミングを設定します。

[ADコンバータ種類]
DSIのADコンバータの種類を設定します。

参考:設定情報

作者が使用しているDSI Pro IIでの設定情報です。

Offset: 100
Gain: 100
HighGain: チェック
Gamma: 2.9
WaitingTime: 250msec
ExposureTime: 0.7sec

コンポジット枚数:1枚
自動輝度カット下限閾値を有効にする:チェック
ダーク減算:する
明暗比強調モード

著作権

 このプログラムの著作権は作者であるY.Swetakeにあります。
 このプログラムはフリーウェアです。自由に使用しても結構です。
 このプログラムは以下の資料およびプログラムを参考・使用しています。
 使用した各プログラムのライセンスはオリジナルに従います。

免責事項

 これらのプログラムによって生じるあらゆる損害・不利益について、作者は
一切責任を負いません。
 作者はこれらのプログラムに不備があっても、それを訂正する義務を負いません。

更新履歴

2011/11/19 ver. 0.5.0.1
・ドキュメント更新
2010/11/28 ver. 0.5.0
・iAG 0.8.0用のインターフェイスに修正を行った。
2010/10/31 ver. 0.4.3
・ガンマ値の最大設定可能値を1.9から4.9に拡張した。
2010/7/18 ver. 0.4.1
・β版リリース