QRコードをつくってみる8

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3、もう少し複雑な例

 2項ではもっとも簡単なエンコード例をあげましたが、もう少し複雑な例を考えます。
 ここではデータ列

   abcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdefghijklmnopqrstuvwxyz

 をバージョン5の誤り訂正レベルQ(以下5-Q型)でエンコードしてみます。

3.1 データコード語の作成

 2.2.1,2.2.2項にならってモード指示子と文字数指示子を決定します。
 データ列は英文字の小文字ですので8ビットバイトモードを指定し、文字数
指示子は8bitで文字数52を表現します。よって

0100 00110100

となります。
次に2.2.3項にならいデータ列を2進化します。
8ビットバイトモードの場合はその文字のアスキーコードをそのまま2進化するので

ab........z
0100001101000110000101100010 ........01111010

終端パターンを付加します。

0100 00110100 01100001 01100010 ........ 01111010 0000

8ビット毎に区切ります。

01000011 01000110 000101100 ........ 10100000

表1より 5-Q型はデータコード数が62なので
11101100 および 00010001を交互に8つ付加してシンボル容量にあわせます。
これを10進数で表記すると下記になります。

67 70 22 38 54 70 86 102 118 134 150 166 182 198 214 230
247 7 23 39 55 71 87 103 119 135 151 166 22 38 54 70
86 102 118 134 150 166 182 198 214 230 247 7 23 39 55 71
87 103 119 135 151 160 236 17 236 17 236 17 236 17

ここまでの手順はバージョン1の例とほぼ同じです。


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