iAG TelescopeControl Plugin for USB-IO 説明書
このドキュメントはiAG TelescopeControl Plugin for USB-IO 1.2.2の説明書です。
更新日2010/2/14
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目次
概要
動作環境
設定画面説明
著作権
概要
このプログラムは天体写真撮影用オートガイドソフトウェアiAGのUSB-IO用赤道儀制御プラグインです。
動作環境
プログラム動作に必要なもの
・iAG 0.4.0以上
・USB-IOを用いたリレーボックス
(参考)リレーボックスの回路図の例は右の通り。(回路図例)
回路図例の部品代は、外箱やコネクタ等の機構部品を除けば4,000円程度です。
USB-IOはテクノキット製を使用しました。Km2Net製でも動くと思いますが、未確認です。
絶縁リレーはパナソニック電工のphotoMosリレーを使用しました。極性を意識すれば安価なフォトカプラーに
置き換えることも可能と思います。
赤道儀の制御はUSB-IO Port1側(p10-13)に赤経・赤緯の4方向が接続していれば例の通り接続して
いなくてもOKです。(設定画面で変更できます)
動作実績のある赤道儀は以下の通りです。
・タカハシ:EM-10 (USB-IOプラグイン:コントローラに配線直付改造)
・ケンコー:SKyExplorerII (USB-IOプラグイン:オートガイド端子に接続)
設定画面説明
[RA,DEC各ドロップダウンリスト]
各制御方向をUSB-IO PORT1のどのbitに割り当てるかの設定をします。
各bitは排他的ですので、重複したビットが無いようにしてください。
もし重複しているとOKを押したときに警告がでます。
[RA,DEC各TESTボタン]
各ボタンを押している間、当該方向をON状態(USB-IO的にはLOW状態)にします。
著作権
このプログラムの著作権は作者であるY.Swetakeにあります。
このプログラムはフリーウェアです。自由に使用しても結構です。
このプログラムは以下の資料およびプログラムを参考・使用しています。
使用した各プログラムのライセンスはオリジナルに従います。
USB-IOの制御用DLLはhttp://bake-san.com/usb001.htmにあるvbausbio.dllを利用しています。
C#へのラッパーはhttp://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20041109を参考にしています。
免責事項
これらのプログラムによって生じるあらゆる損害・不利益について、作者は
一切責任を負いません。
作者はこれらのプログラムに不備があっても、それを訂正する義務を負いません。
謝辞
α版のテストを実施いただきましたA(1)さん、ご協力ありがとうございました。
更新履歴
2010/2/14 ver. 1.2.2
・本体バージョンアップ時にPluginの設定が引き継がれるように修正。
2010/1/10 ver. 1.2.1
・vbausbio.dllをプラグイン側に同梱するように変更。
2009/12/10 ver. 1.2.0
・iAG ver.0.4.0のインターフェイス仕様にあうように修正。
2009/11/7 ver. 1.1.0
・一般公開